シチリア南部のアグリジェントに残る遺跡Valle dei Templi(ヴァッレ・デイ・テンプリ:日本語訳は神殿の谷)は観光名所として有名です。紀元前6世紀~5世紀に建造されたギリシャ神殿がいくつも立ち並んでいて、まるでギリシャにいるような気分になります。私が訪問したのは夏の暑い日で、今でも青い空とジリジリとした太陽、乾いた空気を思いだします。
この神殿の谷一帯でブドウの栽培、そしてワイン醸造というプロジェクトが誕生しました。Nero d’avola(ネロ・ダヴォラ)、 Nerello Cappuccio(ネレッロ・カップッチョ)、 Nerello Mascalese(ネレッロ・マスカレーゼ)のブレンドで、6,000本限定、しかもシリアルナンバー入りのようです。ラベルは神殿のドーリア式の柱をモチーフにしています。ラベルのデザインも公募で決まったそうですよ。
過去にもワインは造られていたようですが、今回、復活&飛躍を目指してのプロジェクトが誕生、ラベルも新たに登場となるようです。
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