ブドウの樹齢とワインの風味には深い関係があるそうです。樹齢の古いブドウは、ブドウの房の数が少なく、つまり実も少ないのですが、逆に濃縮された味になるのだそうです。ぎゅっと美味しさが詰まった実から造られるワインは芳香で、深い味わいになるそうです。
私はワイン専門家ではないので、そのあたりの微妙な差はわかりませんが、同じワイナリーのもとで、同じブドウ品種から造る同じワインでも、畑の向きやブドウの樹の密集度、樹齢などで、ワインに微妙な違いがあるのだそうです。条件が違えば味に違いが出ると言われれば当然ですけど、そのあたりの違いがわかるようになるのはなかなか難しいですね・・・。
このAz. Ag. MorellaのOld Vines 2010は樹齢80年のプリミティーヴォから造られるそうです。ラム酒、プルーン、ビターチョコレート、バニラ、加えて酸味を感じる、奥行きのとっても深いワインだそうです。各ガイドでも高評価を獲得しているのも納得です。
ワインもブドウも上手に年齢を重ねて美味しくなるのですね。見習わなくては。
Az. Ag. Morella
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