最近ピエモンテ州のワインがお気に入りです。大御所のバローロ、バルバレスコよりもバルベーラ、ドルチェット、グリニョリーノ、ネッビオーロなどを好んで飲んでいます。
先日、ふと目にしたワイナリーのラベルがとても気になりました。もちろんラベルでワインを判断できるわけではないですが、私の場合、ラベルに興味を持って、ワイナリーやワインの情報を調べることがよくあります。今回気になったラベルはCascina Corte(カッシーナ・コルテ)というクーネオ地方のワイナリーで、 ICEA(イタリア有機認証機関)の認定を受けたBIO(オーガニック)ワインを製造しています。もしかすると日本でもワインは販売されているかもしれません。
ネッビオーロのラベルは月に雲がかかっていて、大地も白く霧がかかっているようなイメージです。ネッビオーロというブドウ品種はピエモンテ州の土着品種ですが、ネッビオーロという名前の由来説にはいろいろとあります。果粒が白い蝋粉(ろう粉)で覆われていて霧のように見えるので、イタリア語で「霧」を意味するNebbia(ネッビア)からつけられたという説、霧の出始める10月に収穫が行われるためという説・・・キーワードは「霧」です。なので、このCascina Corteのネッビオーロのラベルはまさにこれぞネッビオーロというラベルなのです!(ちょっとこじつけ?)
他のワインのラベルもとてもかわいいですよ。
CASCINA CORTE
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